近場の紅葉2018(湘南・住宅街編)

今年は大山の阿夫利神社に行きがてら紅葉を堪能したいと思っていたのですが、何だかんだ忙しくなってしまいお山に行く時間がとれません。ガーン。…というわけで、近場でみつけた紅葉を写真に収め、まとめて眺めてみます。

 

忙しくても家の近くの紅葉を愛でる時間はちょっとある

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住宅街での紅葉は、街路樹の紅葉よりも建物に張り付いた蔦の植物の紅葉に目が行きます。新緑の季節や、夏に勢いのある深いモリモリの緑の頃の住宅の蔦も好きですが、この季節は寒さと相まって何とも言えない哀愁感がありますね。

 

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おしゃれ地蔵

羽鳥にあるおしゃれ地蔵も秋らしい佇まい。よくみるとお供えしてあるイチョウの葉は造花でした。後ろのツタの黄葉とのコーディネート感はバッチリです。

 

 『おしゃれ地蔵』

女性の願い事なら、何でもかなえて下さり、満願のあかつきには、白粉を塗ってお礼する」と伝えられており、今でもお顔から白粉が絶えることがないという。そのような所から、誰からともなく「おしゃれ地蔵」と名付けられたとされる。

形態的には、「地蔵」ではなく、道祖神(双体道祖神)の表現が妥当であると考えられるが、土地の言い伝えを大切にしていきたい』とある。 

平成七年十二月  藤沢市教育委員会

 

白粉が絶えることない…といいますか、正確にいうと現代らしくファンデと口紅で常にしっかりメイク状態です。実は三年ほど前のこと、ふと厚化粧を一度リセットしてあげたいなぁ…と思い、顔を洗ってあげたことがあります。かなりの厚みでこすってもこすってもなかなかメイクが落ちないので、これは本気で落とそう!と、途中からクレンジングオイルで落としました。

 

ファンデと口紅が落ちていき地肌が出てきたときには「やったー!」と喜んだのですが、地肌の石部分にオイルがしみこんでいくせいなのか、すっぴんのおしゃれ地蔵はガングロ状態になり、こりゃヤベエ!と焦りました。結局その時は口紅は塗らず、明るい色のパウダーファンデでナチュラルメイクを施しガングロを隠したのですが、その後1週間も経たぬうちに紅がひかれ、いつの間にかしっかりメイクに戻っていました。

 

このお地蔵さんは天明八年(1788)造立の銘があるというので、江戸時代中期頃に立てられたもののようです。しかし、ご近所の誰かが直しちゃったのかな?といった感じの、セメントをくっつけ足したような修復の痕跡を感じていたのですが、あれからさらなる修復か?表面が随分と広範囲にわたって白っぽく上書きされたような気がするのですが…???

 

真相はいかに。

 

今回黄葉の撮影をしたきっかけで、久しぶりにおしゃれ地蔵前に立ってに手を合わせました。なむなむ。このblogにたくさんの読者ができますように。満願の際にはまたお掃除(洗顔含む)とメイクをして差し上げたいです。

 

 

未だ見ぬ上空の世界をみてみたい