新春 藤沢・江の島歴史散歩 藤沢七福神めぐり(そのに)

新春 藤沢七福神巡り、二回で巡ろう!…と思っていたんですけどね、本日一箇所だけお参りに行きました。1月も半ばを過ぎたので、すっかり初詣も七福神巡りも落ち着いた様子です。ゆっくりたっぷり神さま仏さまにご挨拶するチャンス到来。めっちゃラッキーですね。

「皇大神宮」恵比寿(商売繁盛の神)

皇大神宮(お神明様烏森のお宮) 鵠沼神明2-11-5/ バス停 烏森公園前下車/ 祭神-天照皇大神 合祀神-八幡大神・春日大神 相殿神-天児屋根命ほか四柱、境内社-伊勢宮・豊受神社・稲荷神社・厳島神社・恵比寿宮創立天長九年(832)、例祭日8月17日 延喜年間に相模國土甘郷の総社に列させられた。その後伊勢神宮所領となった大庭御厨の総鎮守を務めた。例祭日には県内でも珍しい人形山車九基が出て賑わう。

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皇大神宮

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恵比寿さま


皇大神宮は8月17日の祭礼日に人形山車が9基出るお祭りがあるんですよ。総高約8mの高さの山車が9基も揃うと結構な迫力。境内も人でものすごい賑わい。kaotanも祭り気分を味わいに二回ほど山車をみに行っています。

湯立神楽 重要無形民俗文化財のお話


本日神社の立て看板の説明文を読んでみたら、9基の山車が境内に集まった頃、拝殿では湯華神楽(湯立神楽)が行われているとのこと。それは知らなかった!


毎年10月末日頃に行われる白旗神社での湯立神楽は随分前ですが参列したことがあります。12座ある舞の9座目で、熱湯に浸した笹の湯を参列者の頭上に散らし掛けてくれるのですが、グツグツ煮えたぎったお湯の中に笹の葉を浸し、それを勢いよくバッサーと参列者めがけて振ってくれるわけです。このしぶきを浴びると災難病魔を祓い除けると言い伝えられており、しぶきを受けるのは嬉し楽しいです。その時の動画がこれ。



皇大神宮では人形山車だけで大盛り上がりなので、kaotanはこの祭り中に拝殿側まで行ったことが無く、湯華神楽やってるってまるで知らなかった! 真夏の熱湯ともなれば、結構な熱々のお清めになるのではないでしょうか?ヤー!(ダチョウ倶楽部風)。というわけでYoutubeで探して見たら動画ありました。



意外と淡々と。説明を聞くと、湯立神楽は800年以上前に京都の石清水八幡宮から鎌倉の鶴岡八幡宮に伝えられた神事で「鎌倉神楽」とも呼ばれているようですが、平成8年に藤沢の重要無形民俗文化財に指定されたとか。ん?なんで藤沢が?


検索しても鶴岡八幡宮での湯立神楽はヒットせず。しかし鎌倉ではいくつかの神社で湯立神楽の祭事が行われているようです。神奈川県の無形民俗文化財マップ(PDFファイル)が神奈川県のサイトに上がっていました。色々あって面白いので今後の参考にリンクしておきます。


神奈川県 無形民俗文化財マップ 表
http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/854171.pdf

神奈川県 無形民俗文化財マップ 裏
http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/854173.pdf


前回の藤沢七福神巡りはこちらです
www.kaotan.work

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