エコモノ市でグッとくる買い物をしてきたよ!ALL things in Nature
実は今回、最初から買う予定のものがありました。洗濯洗剤なんですけど、がんこ本舗の「海へ…」という商品。ご存知でしょうか??
「海へ…」は劇的にすごい洗濯洗剤です。「生分解性」で、JIS規格試験において7日で洗浄成分の100%が生分解、DOC試験法では28日間で全成分の70%の生分解、つまり自然に帰ることが証明された、海の環境汚染を配慮して生まれた茅ヶ崎発信の洗剤です。
といっても、kaotanはここ何年も洗濯洗剤ジプシーになっていくつかの洗剤を試していたので、しばらく使っていませんでした。
が、今回とある油汚れを洗浄しようと思った際に記憶の中から急浮上してきて、買わなくちゃ!と思いだしたのでした。
しかもがんこ本舗のサイトで「海へ…」の説明を見直すと、なんとすすぎ0回でOKとさらに進化していました。こちらの商品も全成分の70%が21日間で生分解が証明されています。なんかかすごくないですか?これは使ってみなければ!!
エコモだったら絶対あるだろうと思い込んで商品棚を覗いたところ「海へ…」の扱いは無かったのですが、スローヴィレッジの「ALL things in Nature」がありました。これ「海へ…」と中身が一緒なんです。
何でおなじなの??の謎はスローヴィレッジのサイトから知る事ができますが「海へ…」に惚れ込んだスロービレッジの社長さんが、がんこ本舗の木村さんに熱烈なラブコールを送り扱わせてもらったという事のようです。
というわけで購入したのはこちら
All things in Nature の売り上げの一部は 海をきれいにするビーチグラスの地域通貨BEACH MONEY と、1%FOR THE PLANET の環境活動に寄付されるそうです。
湘南エリアのいくつかの店舗でシーグラスをオリジナル通貨として使える仕組みがあるのはぼんやりと知っていたけれど、このビーチマネーはがんこ本舗が始めたエコ活動だということを、今回改めて知ったのでした…
この洗剤を使用した感想はとある油汚れの洗浄検証と共にまた後日…ということで、エコモで購入したものの紹介の投稿は、まだまだ続きます。
なんか「海へ…」の凄さを知ってもらおうと熱弁すればするほど、逆に胡散臭くなってアフィリエイトと勘違いされそうなので、この投稿は一旦アップした投稿の興奮を抑えて書き直しをしています。笑
この洗剤の何がどう凄いのかが気になった方はサイトをリンクしましたので確認してみてください。
↓スロービレッジ社長の「海へ…」への愛がぎっしりのページ。商品取り扱いまでこぎつけた様子の漫画で説明なんかもあり。
shop.slow-village.jp
エコモノ市でグッとくる買い物をしてきたよ!ふじさわやさい(有機野菜)
藤沢のエココミュニティモールecomo(エコモ)の新春エコモノ市で買い物をしてきました。
エコモはエコな雑貨の販売や、レストラン、パン屋、自然素材の家創りやリノベーションなどを運営しているお店です。我が家から結構近いんです。
お店の前では餅つきも「よいしょ〜!」と威勢の良い掛け声と共に、かわるがわるスタッフとお客さんが交代しながら無農薬のもち米のお餅をついていました。うまそー!!餅の出来上がりが超楽しみです。
ふじさわやさいを作る仲間たち
その横で「ふじさわやさいを作る仲間たち」が出店していました。どれもこれも美味しそうでテンションがあがります。
「ふじさわやさい」とは、藤沢の有機農家から縁でひろがった有機農家の仲間たちが作る、野菜をはじめとする農産物のこと。「藤沢や神奈川県の有機農家が中心となり、2農家から始めた直売は、今では10以上の農家が関わっているそうです。
以前kaotanが趣味の市民活動として、藤沢のartと自然をテーマにしたフリーペーパーを作っていた頃「ふじさわ野菜を作る仲間たち」の農家「たそりあ」の旦代さんに取材をしたことがありました。
その時に、教えてもらった野菜が “パースニップ” です。以来その不思議食感と味わいは私の大好物に。他ではなかなか手に入らないので、本当にありがたき〜!!と拝むように購入。
例えばこの黒大根と茄子は以前買ったものですが、どちらもとても美味しかった。黒大根は滋味深く、茄子はねっとりとした食感。ふじさわやさいはスーパーでは見かけない生命力が強く味の良い珍しい、様々な野菜を作ってくれるのです。
無農薬で野菜を作ってくれるのってとってもありがたい。美味しくて身体にも環境にも良いって本当に素晴らしい事だなと思います。毎回感動。そして感謝。
今回買った野菜はこちらです
左から、色とりどりの人参、カブ、パースニップ、大根 …でございます。葉っぱも全て美味しくいただきます。
大根の葉って栄養価高いんですよね。ビタミンならほうれん草の5倍くらいあるらしい。人参の葉は天ぷらにするととても美味しいし、捨てる所が無い…それが、無農薬のふじさわやさい!!
一つ気になるのは、野菜をそれぞれプラスチックでパックするので、プラゴミが出てしまいます。これはスーパーの野菜と変わらず残念な点です。
これについては昨年お話した際に旦代さんも気にされていました。しかし、お店におろしたり、葉物の鮮度を保ち、せっかく作った野菜をできる限り売るためには、それに変わる方法がみつからないのが現状のようです。プラ包装をせずに野菜の鮮度を保てる方法、開発していきたいですね。
「ふじさわやさいを作る仲間たち」は、昨年11月に10周年を迎えました。今までもそうでしたが、これからもkaotanは応援し続けちゃうぞ〜!!と思っています。
好きです
ふじさわやさいを作る仲間たち!!
というわけで、次回も引き続きエコモショッピングネタです。
ワークショップ「湘南標本箱」貝殻を使って工作しました!
もう一ヶ月経ちましたが、忘れないうちに記録!5月26日(日)に藤沢市アートスペースにて定員20名のワークショップを開催。湘南の海の漂流物を使い、標本箱のようなboxアートを制作しました。
貝殻に興奮する老若男女
ちっちゃな男の子から年配のご婦人までの様々な方々が参加されました。貝殻も見慣れているはずの湘南ピープルのはずですが、自由に選んでいただけるようテーブルに山のように盛りつけた貝殻を目にした途端、全員ワクワクが止まらないご様子でした。
BOXアートの手順
- 厚紙の箱の型紙を立体的に折り組み立てる。
- 組み立てた箱に紙や布を貼り付ける。
- 箱の内側に、貝殻を使って表現をする。
というシンプルな内容。
しかしこれが実に千差万別で面白い。特に子供は失敗を恐れないので自由。みていて気持ちがいいくらい表現力が高くて楽しいですね。
技術的なコツとしては、貝殻が立体的で木工用ボンドのみでは剥がれやすいということもあり、樹脂粘土(紙粘土でも良い)と木工用ボンドを組み合わせて接着するとしっかりと張り付きます。
粘土だけには接着力がないので、しっかりとボンドも使用しつつ粘土を取り入れて欲しいのですが、皆さん若干粘土率の割にボンドの量が足りなさそうだった。各テーブルでそのあたりの配分をしっかりアナウンス出来ていなかったのが悔やまれます…
参加者作品集
ご覧あれ!自由とはまさにこのこと。
こちらの顔出しママンは藤沢在住のお友達ですが、keiko kuritaとして世界的に活動しているフォトグラファーのアーチストさんでもあります。持参の貝殻と会場の貝殻を上手に息子チョイスで組み合わせて、どこか異国の香りを漂わせ仕上げてくるあたり、流石です。原石か。
サイトもあるよ。
swimciel.net
ワークショップ募集の記事はこちらでした。
www.kaotan.work
ペットボトルキャップを狙って拾いました。
先ずは片瀬西浜の河口付近でペットボトルを見かけて6〜7個収集。本日の目的はペットボトルキャップ最低10個は拾うこと。ハマヒルガオとコマツヨイグサ?が咲いていてかわゆす。ぽかぽかだし、うきうき気分。
実は週末の日曜日はえのすいecoデーのフリマ参加と、その次の日曜には藤沢市アートギャラリーでのワークショップを控えているので、もろもろの準備の為の久々の海。
ペットボトルキャップを拾った理由
えのすいecoデーのフリマは出店料が1ブース1,800円。ビーチクリーン参加者は500円割引。それからペットボトルキャップ10個以上持参すると300円割引となるとのこと。つまり、ビーチクリーンとキャップ持参すれば出店料は1000円ポッキリとな。めちゃおトク!!
しかーし、我が家はペットボトル飲料を買うことがないので、キャップなどあるはずがない。しかしひらめいたのです。予めビーチクリーンで拾ったキャップを捨てずに集めておけば良いということに。我ながら名案。
とはいえ、リサイクル目的でのキャップ回収と思われるので、汚れや劣化の激しいものではなく落としたての綺麗なペットボトルゴミのキャップを集めます。
海岸整備の他に、建物を建てようとしているところ発見。
清掃の車は海岸をもう何往復かしてくれそうな感じなので、この日は美化財団さんに清掃をお任せしきって、kaotanはペットボトルキャップやワークショップ用の漂流物採集だけに没頭すると決めました。
午前中は、ガッツリ潮が引いていて、いつもは歩けない江の島のキワまで歩いていけちゃいました。振り返ると空の青さが映ってなかなかきれい。
キャップをゲットするために、漏れなく本体のボトルも拾ったので、ゴミは2袋分くらい。そんでキャップの汚れも結構しぶとかったので、自宅に戻ってからブラシでこすり洗う一手間があったよね。300円の割引ゲットするにはまあまあの仕事量だった。
令和・初参拝 江島神社
八臂弁財天 ( はっぴべんざいてん )が戻って来ていました。平成31年3月に国重要文化財に指定されたようで、境内のあっちこっちに「八臂弁財天 」という赤い旗が飾られていたよね。
居なくなった時の記事はこちら
www.kaotan.work
しかし今回もグッときたのは、十五童子に囲まれた妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)の優しい眼差し。なんだか学童で楽しく働いているのを喜んでくれている表情に思えて、うるっと温かい気持ちになったよね。
一人でも江の島ランチ
というわけで、一通り神様への参拝をすませたあとで、今回は以前から入りたい、食べたい、と思っていた㠀舍(TOUSHA) という定食屋さんで、キンメダイの煮付け定食を食べました。
実に美味しかった。思えば結婚してからは、一人で1000円越えの外食をする事がほとんど無くなっていた。しかし今年からはやりたい事はどんどんやる!と決めたので、罪悪感を持たずに一人ご飯も楽しんだ訳です。
二人で美味しさを分かち合うのも楽しいけれど、美味いものは一人でも美味い!罪悪感はぷわーっと宇宙に放り投げたので最高の昼食でした。
おまけ・江島神社の御朱印が…
江島神社内に御朱印所が新しく出来ていて、もんの凄い御朱印が増えていてびっくりしちゃったよね。もう御朱印集めていないので破産しないで済みました。
ちなみに急用が出来て、えのすいのフリマは出店キャンセルです。ペットボトルキャップは一応キープしておこうかな。
湘南の穴場!引地川親水公園の桜並木 2019
毎年この桜並木を自転車で駆け抜けています。
今朝の引地川親水公園です。さすがに昨日は、ポカポカ陽気の土曜日ということもあり、わんさか人で溢れかえっていましたが、平日や、週末でも早朝であればこんな風に桜のトンネルを満喫できます。
昨日はコーヒーと最中を持参してマンブルさんとお花見しましたよ。のーんびり。
ただでさえ3月の年度末から4月は放課後児童クラブ(いわゆる学童保育)の現場はてんてこ舞いですが、さらに4月から勤務先移動となり覚えることがてんこ盛りでキャパオーバーで白目。
何とか一週間終え、昨日はのんびり過ごしましたよ。本日は朝のうちにマンブルさんと地元の選挙の投票も終えたし、これから東京さ出て知り合いのアート展やイベントを巡りたいと思います。わーーい。
…って、自分のアート関連のお仕事の方がまだ済んでいないんですが、、、大丈夫!帰ってからきっと出来るよ!きっときっと出来るったら出来る!!溢れでるにきまっている。
あ、そうそう、ショップに古い陶器人形を入荷しました。お好きな方は良かったら覗いてみてください。
千体仏を彫って奉納しました@大船観音寺 無料講習会
もう随分月日が経ち過ぎて幻ぽいけれど…
確かに私は、仏さまを彫ったんだぞーーーい!!
ということで、2月の第1月曜日と第3月曜日に有給をとり、大船観音寺にて千体仏の無料講習会に参加した際の覚え書きですよ。
手のひらに乗る小さな仏様を2日間で2体作成できるという夢のような講習。一体は大船観音の胎内に平和祈願で奉納し、もう一体は持ち帰ることができます。
素人がサクサク制作できるよう段取りが完璧でありがたやありがたや。とはいえ1日目は彫刻刀を持つ肩や腕に力が入ってちょい大変でした。
彫刻刀なども全てお借りできます。自分の彫刻刀がある方は持参されてもOK。木彫家の植草等雲先生とアシスタントの先生の指導の元でどんどん作成していきます。
多少変なことしても、削るのがへたっぴでも、先生がちょちょいのちょいと難しいところを整えて下さるので心配なーし。
見本の仏様のお顔が可愛らしく、こんな感じのがいいな〜なんて思っていたのですが、もっとおじさん顔の仏様になりました。
お顔は等雲先生がちょいちょいっと彫ってくださいます。さすがにお顔はど素人には時間配分的にも技術的にも無理!という感じ。
等雲先生は「この2体の仏様の顔は微妙に変えて、どっちを持ち帰るか悩ませさせるんだよ」…などと冗談を言いながら、ものすごい集中力であっという間に参加者10名ほど×2体の仏さまのお顔を彫り上げるという神業。いや、仏技を発揮。
kaotanは悩みに悩んで、ハンサムな方のお顔の仏さまをお持ち帰り。どっちがハンサムかって?ふふふ。どちらでしょう
心なしかいつもよりニッコリ
いい笑顔いただきました。
等雲伝統木彫技術協会 無料講習会のページ
touun-wood.o.oo7.jp
大船観音寺レポートしたページもみてね。
www.kaotan.work
大船観音寺のページ
www.oofuna-kannon.or.jp
江島神社の「貝供養神事」稚児行列と稚貝放流の巻
貝供養神事に行ってきました
ごぶさた〜
ブログ更新を随分怠ってしまいました。しばらく手を付けていないと何から書き始めればよいのか訳わからなくなりますよね。
ですが、解決方法を見つけました!!
これからは難しいことはポーーーイと吹っ飛ばして、面白いことだけ載っけていけばいいんでない?という作戦です。わーい、考えない。心のままに。
というわけで、随分日にちが経ちましたが、江島神社で行われた貝供養神事の写真をupしますよ。
湘南界隈の海で、週に一回程度貝とゴミを拾うkaotanですが、貝殻に感謝を込めまして、3月10日に行ってみた江島神社の「貝供養神事」とは…
kaotan的には神事に参列したい気持ちでしたが、神事自体は辺津宮の中でピンクのハッピを着た関係者(何関係?)の方々が神主さんと行なっている様子でした。
というわけで、きらびやかな衣装に身を包んだ稚児行列と稚児による稚貝の放流がメインで、稚児の保護者と記者関係の大人たちがガッツリ張り付いて写真を撮りまくるというイベントになっていました。
湘南江の島 貝と女王と王子と稚児
江の島もなか
前から参道のお土産やさん前を通るたびに可愛いな〜と思っていた江の島もなかを買ってみました。うん、かわいい!お味は…普通!笑
神社仏閣で売られている最中では、今のところ大船観音の最中が一番美味しいと思っています。
稚児達が江の島の海に稚貝をなげるところ
帰りに東浜で貝とゴミを拾った様子はまた明日!
「海岸美化団体等交流会」潜入してきたよ その2
海を眺めていたら、あっという間に時間が経過。予定時刻の5分前くらいに会場に到着。
このイベントは予めサイトで参加の申し込みをするスタイルでしたが、当日直接の入場も出来ると書かれてあったので、申し込みせずに来ちゃったんだもんね。
予め申し込みしていた皆さんは印字された団体名や個人名の名札が用意されているのだけれど、直接来たkaotanは用紙に苗字だけ記入するよう言われ、名札も手書きで書きました。
受付では、参加者全員に本日行われる講演「県民参加調査による相模湾漂着マイクロプラスチックの実態」の資料や、マイクロプラスチックを懸念する各団体のボランティア募集チラシ、会報誌等の紙の束をまとめた「袋」を手渡されるんですけど…
…って!!
いっきなりのプラスチックバック!!
“Shonan Cleaning” とプリントされたかながわ海岸美化財団オリジナルプリントが施されています。紐もついて巾着みたいに絞れて便利で…って
なんでやねーーん!!
思わずインチキ関西弁で突っ込みましたよ。(発言するタイミングが無かったので心の中でですけど)
たくさんの書類をバラバラ落とさないようにという気持ちは全くわからないわけではないけれど…こうしたプラスチック製品を使わない、選ばないことが、一番の海洋プラスチックゴミ削減につながるのですから、まずは今回のような集まりの現場から始めていかないといけないのでは?と、まじ卍で思いましたよね。残念。
さて、小言は終了。
ロビーではスーツ姿の企業ぽい大人たちが挨拶し合っていましたが、会場内に入ると地元民と思われる年配の方々や、学生さん、カジュアルな感じの中高年、赤ちゃん連れのお母さんもいたりして様々な方々が集まっている様子でした。
ここからはマイクロプラスチックの事をMPと表記します。
会場内はほぼ埋まっていましたが、いい感じに空いてる席に座ることができたんです。ラッキーでした。
神奈川県環境科学センターの調査研究
2018年の夏に、鎌倉市由比ヶ浜でシロナガスクジラの赤ちゃんが打ち上げられ、まだミルクを飲んでいるような鯨の赤ちゃんの胃の中からプラスチックごみが出てきました。
神奈川県はこれを「クジラからのメッセージ」と受け止め「かながわプラごみゼロ宣言」をしたのだそうです。やるじゃないか神奈川県!
そんなことから始まった神奈川県環境化学センター 調査研究部 地域環境担当の 難波あゆみ氏による講演で、現在どのような調査をしているのかを知りました。
こちらで詳しいデータのリンクなどあります。
www.pref.kanagawa.jp
相模湾の4海岸と東京湾の1海岸を調べたところ、MPの漂着は海岸によって大きく異なることがわかったようです。
調査をしたのは、逗子、鵠沼(藤沢)、高浜台(平塚)、山王網一色(小田原)、久里浜(横須賀)の五箇所で、一番漂着が少なかったのが逗子で、一番多かったのは高浜台、続いて鵠沼(藤沢)でした。
鵠沼海岸は江の島から西側の海岸を調査していたようですが、kaotanが普段ゴミを拾っている東側の辺りは、干潮時に見ることができる漂着ライン(満潮線)に、かなりのプラスチックゴミが目視出来ています。
ていうか、自然ゴミに混ざってプラスチックゴミがてんこ盛りになってますから、MPの量も高浜台を軽く超えてしまうかもねー、なんて思ったりしました。
意外なところから流出するMP
あと、今回の調査の話の中で新しく知った情報は、相模湾に漂着するMPには緑色のヘラ状のものが多く漂着しており、これは形状から家庭用人工芝や玄関マットが劣化して生じたものではないかとのこと。
私たちの生活の中の意外なところから海のMPに繋がっています。
ビーズクッションの封入材が廃棄時に漏出!
水田用のカプセル型の肥料が代掻きや雨風で流出!
ベランダのプラスチック製品が太陽の熱で劣化して粉々になり雨風で流出!
…など、意識していない場でも生活から川に流れ海のMPにつながる場合があるようです。
講演の中で神奈川県環境科学センターの難波あゆみ氏が「皆さんにお願いがあります」とMPを減らすために私たちが出来ることとしてスライドにあげたのはこれです。
- ごみは自治体で定められた方法で適切に処理!(ポイ捨て禁止!)
- 野外で使用するプラスチック製品は紫外線で劣化する前に更新または外部に流出しない工夫を!例えば…洗濯ばさみや道路用のコーンなど
- プラスチックごみを廃棄するときはごみ袋から漏れ出ないよう配慮を!
- 意外な製品がMPの元になっている可能性があります。身の回りの物を確認し、MPになりえるものがないかチェック! 例えば…人工芝を使用したマットなど
あとkaotan的に付け加えると、環境を気にされている方は、洗剤を使う代わりに善かれと思い「メラミンスポンジ」を使う場合が多いかもしれませんよね…
実はメラミンスポンジはこするごとに簡単に削れてMPとなるそうです!!
kaotanは2015年に知って以降、メラミンスポンジを使うのをやめています。無きゃ無いでなんとでもなります。
ところでリサイクルってなんぞ?
リサイクルのプラごみは分別さえすればOK!と考える人が日本人には多いかと思います。
今回の集まりの難波氏の発言でも「ポイ捨て禁止」的な感じでしたが、kaotanはリサイクルという仕組みの矛盾について、はっきりと言い始めていいんじゃないかと思っています。
基本まじめに各自治体の指示に従い分別している人がほとんどだと思いますが、実際その先どのようなリサイクルが行われているのか??
回収したプラごみは何度でも新しいものに作り変えて再生しているイメージではないでしょうか?実際はそんなコストのかかる事はほとんどされていません。
いわゆる日本でサーマルリサイクルと呼んでいる方法、単純に燃やしてエネルギーとして利用されることが多いようです
つまり、リサイクルと名が付いていながら、全然循環していない燃やして終わりのリサイクルです。
こちらに分かりやすい記事がありました。
forbesjapan.com
因みに海外にはサーマルリサイクルという言葉はありません。焼却することはリサイクルとはみなされていないのです。
海外でのリサイクルとは、新しくものに生まれ変わるもの、私たちが想像していたリサイクルの事です。
2050年に魚の数よりプラスチックの量が多くなると言われている今、そもそもリサイクルという言葉で使い捨てプラスチック商品を使い続けるのは終わりにしていきたいです。
交流会ネタ、も一回続きます!
前回の記事はこちら!
www.kaotan.work
「海岸美化団体等交流会」潜入してきたよ その1
海岸ゴミを拾うには…
土曜の朝9:30頃の汐見台の海岸は、サーファーやお散歩の人々で賑わっていました。
シーグラス、ワスレガイ、かわわ
かながわ海岸美化財団
実は今回、かながわ海岸美化財団のページに載っていた神奈川県の河川や海岸で清掃活動をしている団体の交流会に潜入して来ました!!汐見台海岸のすぐ近くです。
交流会とは
海が好きな方なら、誰でも参加できます!
海岸・河川等において環境美化活動に取り組んでいるボランティア団体や企業、関係行政機関等だけでなく、海が好きな方ならだれでも参加できる気軽な集まりです。
海や環境に関する方の講演あり、その後の懇親会では、情報や意見交換を通じて相互の連携等を深めていただく場となっています。
湘南界隈には、長年ゴミ拾い活動をされている団体がいくつもあります。kaotanは2015年に東京農工大学の高田秀重教授のマイクロプラスチックの話を聞いて衝撃を受けて以来、個人的に地元の海岸清掃をするようになりました。
高田秀重教授の講演のお話は以前こちらに書きました。
www.kaotan.work
当初は「公益財団法人かながわ海岸美化財団」の仕組みを知り利用して夫のマンブルさんと海岸清掃をしていました。
かながわ海岸美化財団は、横須賀市走水海岸から湯河原町湯河原海岸までの約150キロメートルの自然海岸約150kmの一体的な清掃をしているそうですが、同時に誰でもビーチクリーンが出来るように、海岸に漂着するゴミを家庭に持ち帰ることなく清掃できる仕組みを作ってくれています。
個人でも団体でも申し込みができて、清掃の一週間前までに、清掃する場所と日時を決めて財団に連絡すると、開催日までにゴミ袋などの清掃道具や、集めた海岸ゴミの集積場所や、その地域の分別方法の書類等が送られてきます。希望者にはトングや旗なんかも貸してくれるんですよ。
えーっと、他の団体さんのゴミも混ざっています。
指定時間の指定場所に財団がゴミを回収に来てくれるという仕組みです、が、kaotanとマンブルは突発的にゴミを拾いたくなる事が多いため、予め一週間前に期日を決めるというスタイルが結構難しく、ここ数年は好きな時に拾い、自宅に持ち帰り家庭用のゴミ袋に分別し直し捨てるスタイルになりました。
ゴミ拾いのポータルサイト
楽しく賑やかに海岸清掃をしたい方なんかは、いくつかの団体があるので試してみてはいかがでしょう。
全国のゴミ拾い・環境イベントポータルサイトがあります。ごみ拾いや環境イベントをしている人と、活動に参加したい人をマッチングするサイトです。
海さくら
“目指せ!日本一楽しいゴミ拾い”がテーマの「海さくら」では楽しいイベントが盛り沢山の様子ですが、ワイワイ拾うプロジェクトの他に、マイペースでゴミを拾える “拾っちゃい隊” という仕組みがあります。
これは江の島の観光案内所でゴミ拾いの道具を一式借り、ゴミを拾った後もゴミを持ち帰らずに、島内の集積場に捨てて帰ることが出来るというものです。
kaotanも随分前ですが、こちらの仕組みを利用して、江の島の岩場のゴミを拾ったことがあります。当日いきなりの思いつきで道具を借りゴミを拾うことができるのですよ。便利〜
さて、前置きが随分長くなってしまいました。肝心の潜入レポートは次回に続きます。
漂流物:久しぶり!遠浅な片瀬東浜で流木とフジツボとアメフラシ
久しぶり!漂流物
めっちゃ引き潮!めっちゃ遠浅!!
お久しぶりです。グループ展の作品を制作したり、在廊していたり、コーヒーを飲んだり、フレンチスタイルのお惣菜いただいたり、学童のインフルエンザに伴う学級閉鎖により延長出勤したり、何やら、かにやら…で、すっかり漂流物収拾とブログをサボってお休みしていたkaotanが久々漂流物収拾をレポートしますよ。
第1ピーマン発見。
本日は11時頃の到着の上に日曜日で人出も多く、あまり収穫物に期待はしていなかったのですが、ゴミ拾いを含めてなんだか楽しい気分の漂流物収拾でした。
打ち上がりラインにゴミがめっちゃ溜まるスポットがあり、自然ゴミとプラゴミが混ざり合い、かなりの量で拾いきれないのですが、目立つプラゴミを中心に拾いました。
手のひらくらいのサイズで砂まみれになった モニン…とした生物が5〜6体打ち上がっていたものの、これ、なんぞ??と思い、ただただ観察だけして放置。夕方Twitterに書き込んでみると、アメフラシでは?と教えていただきました。海に返してあげた方が良かったのだろうか??
江島神社の境内にて天皇陛下御在位30年奉祝記帳所御記帳
江島神社の境内、奉安殿のすぐ横に「天皇陛下御在位30年奉祝記帳所御記帳所」が設置されていたのでkaotanも記帳いたしました。
全国のいくつかの神社などで御記帳所がもうけられているのでしょうか?
もう一つ江の島ネタを。
先日の2月22日猫の日はInstagramが猫祭りになっていましたが、kaotanも負けじとスマホやタブレットの猫写真探してupしたのがこちらの江の島の定食屋さん前にちょこんと客を招く看板猫写真。
実はまだ入ったことがないんですけどね、㠀舎 TOUSHA さん。コーヒーと定食の店らしく、お魚の定食がすごい美味しそう。本日は入って定食を食べたかったのだけど、手持ちのお金が200円だけだったのでお腹鳴らしながらお店の前を通り過ごしました。無念。奥津宮の手前にあります。
本日グループ展の最期の週末、ありがとうございました!
最初5作品くらいでスタートしたkaotanの小箱コラージュは、少しづつ増殖し、最終的にこんな感じになりました。本日最後の週末で、たくさんのかたに見て頂けて嬉し楽しかったです。ありがとうございました。展示は25日(月)26日(火)27日(水)と残すところあと3日間となりました。引き続き宜しくお願いいたします。